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200069
Vol.23 No.6

緩和ケア 2013年11月号

死を意識した時に何を語り合うか─ 苦痛と苦悩の中にある人間理解とセルフ・アウェアネス

 がん化学療法の飛躍的な発展は,患者・家族に希望をもたらしているが,依然,効果と
 緩和ケアにおけるコミュニケーションでは,初期の頃から「悪い知らせをいかに伝える
か」に注目が集まり,海外の書籍や文献が紹介されたり,コミュニケーション技術につい
ての教育・研修がなされたりしている。「悪い知らせを伝える」ことやコミュニケーショ
ン技術は,必要かつ重要である。しかし,患者も医療者も互いに死を意識せざるをえない
状況では,表面的な関わりやスキルの習得のみでは不十分である。
 今回,死を意識した時の苦痛と苦悩の中にある人間の理解と,医療者のセルフ・アウェ
アネス(自己認識)につながるような特集を企画した。本特集では,総論として,終末期
における苦痛と苦悩の中にある人間の理解,医療者のセルフ・アウェアネス,そして自己
成長への過程について述べていただく。次に「治療とケアを拒否する患者」「医療者と話
をしない患者」「積極的な治療を強く希望する患者」「生きている意味が分からないと訴え
る患者」「死の不安を秘めた患者」「スピリチュアルペインを抱える患者」の事例を取り上
げて,「どのようなことを思ったり,感じたり,考えたりしたのか」「実際にどのように関
わったのか」「医療者の自身への気づきはどのようことだったのか」を考察していただき,
自己洞察と自己成長の契機となることを願っている。

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目次

〔特集〕死を意識した時に何を語り合うか─ 苦痛と苦悩の中にある人間理解とセルフ・アウェアネス

特集にあたって
「死にゆく人々とのコミュニケーション」を支えるもの
治療とケアを拒否する患者との関わり
医療者に気持ちを語らない患者との関わり
呼吸苦痛の強い終末期がん患者との関わり
生きている意味が分からないと訴える患者との関わり
死の不安を秘めた患者との関わり
終末期患者へのスピリチュアルケア─“患者のリアリティ”と“援助者のリアリティ”

〔連載〕

◆画像で理解する患者さんのつらさ
こんなお腹じゃ,着られる服がないんですよ!
◆〔おさえておきたい! 〕
腹水濾過濃縮再静注法のポイント
◆患者さんがくれた宝物
「俺はいつ死ぬんだ?」という問いの向こうにあるもの

〔コラム1〕

●らしんばん
緩和ケアマインドが根付く職場をめざして
●CURRENT ISSUE
英国での看取りのケアのクリニカルパスLiverpool Care Pathway の動向について
●活動報告
がん疼痛治療におけるメサドン導入に際しての地域がん診療連携拠点病院の取り組み

〔コラム2〕

○いのちの歌
母さん どうなっちゃうの
○ほっこり笑顔! 季節のおやつ4
水ようかん
○REPORT
第9 回 仏教看護・ビハーラ学会
第7 回 日本緩和医療薬学会
第26 回 日本サイコオンコロジー学会

〔投 稿〕

◇調査報告
患者・遺族の緩和ケアの質評価・quality of life,医師・看護師の困難感と施設要因との関連
◇症例報告
学童期の子どもを抱える終末期肺がん患者の家族への介入の1 例─緩和ケアにおける臨床心理士の関わり

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