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200071
Vol.24 No.2

緩和ケア 2014年3月号

死と正面からむきあう―その歴史的歩みとエビデンス

  近年の緩和ケアは,患者が「生きる」ことを支えることを重視する傾向にある。WHO(世界保健機関)による緩和ケアの定義(2002 年)やがん対策基本法(2007 年)とともに,「早期からの緩和ケア」の重要性が広く認識されるようになった。たとえば,「早期からの緩和ケア」により生命予後が延長されること,終末期を見越した話し合いを早期から始めることにより患者のquality of life が向上することが示唆され,その延長線上でアドバンス・ケア・プランニングの意義が強調される。がんサバイバーに対する積極的な支援にもみられるように,総じて「生きることへの援助」に重きがおかれているといってよいだろう。
 しかし,ホスピスケアは,死が忌避されていた時代に,死と正面からむきあうことから出発した。患者が「生きる」ことを支えることと,患者と共に「死」と正面からむきあうことは,ホスピスケアのいわば両輪であるといってよい。その意味で「死」と正面からむきあうことは,ホスピスケアや緩和ケアの根幹に関わる課題である。

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目次

〔特集〕死と正面からむきあう─その歴史的歩みとエビデンス

特集にあたって
 死と正面からむきあう─その意義と歴史的背景
 看取りの時期の医学治療のトピックス
 看取りの時期の看護ケア
 親をがんで亡くす子どもたちの支援─子どもたちと一緒に親の死とむきあう
 終末期ケアと〈お迎え〉体験
 死の苦しみと希望はどこに─ホスピス・緩和ケアに携わる人のために

〔特別収録〕

 エキスパートに聞くスピリチュアルケアの醍醐味〔後編〕「自分がどう思われるか」にとらわれない,患者中心のケア

〔連載〕

◆画像で理解する患者さんのつらさ〔最終回〕
 便がガマンできないなんて,情けない話ですね
◆わたしのちょっといい話
 一期一会

〔コラム1〕

●らしんばん
 終わらない看護の“Act locally”
●CURRENT ISSUE
 Whole Person Care ってなんだ!?─ Hutchinson 先生によるWhole Person Care 特別講演会
●コミュニケーション広場
 今とこれからを生きる君たちへ─高校生と考えたがんといのちのこと
●海外事情
 ホスピスでのティ-タイム─ボランティアの視点から

〔コラム2〕

○いのちの歌
 忙しかった誕生日
○ほっこり笑顔! 季節のおやつ〔最終回〕
 おひな祭りのババロア
○REPORT
 第138 回 ホスピスケア研究会
 第1 回 東京都緩和医療研究会 学術集会

〔投 稿〕

◇短報
 外来処方箋からみた慢性腎臓病(CKD)患者におけるオピオイド処方の検討

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