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「緩和ケア」2014年3月号
死と正面からむきあう─その歴史的歩みとエビデンス 死と正面からむきあう―その意義と歴史的背景―

竹之内 裕(静岡大学大学院農学研究科 生命環境倫理学研究室)
森田 達也(聖隷三方原病院 緩和支持治療科)

 終末期ケアのあり方は,20 世紀後半に大きな変貌を遂げた。19 世紀半ばのアイルランドに蒔かれたホスピス運動の種子は,まず英国のC. ソンダースによって育てられた。次いでカナダでは,同じ種子が「緩和ケアpalliative care」として成長し,ホスピス・緩和ケアは今や,世界中で豊かな実りをみせている。ホスピス・緩和ケアは,終末期ケアの改善に貢献しただけでなく,標準的なケアプログラムに波及的な効果を与え,ヘルスケアの質的な向上に広く影響を及ぼしてきた。

 しかし,緩和ケアの確立と普及とともに,ホスピス運動を主導してきた問題意識は,希薄になりつつあるようにみえる。それは「死と正面からむきあう」という態度である。ホスピス・緩和ケアをさらに発展させていくため,私たちはその出発点を確認しつつ,前進していかなければならない。

 この展望のもと,本稿では,最新の知見と歴史的な遺産にともに学びながら,死とむきあうことの意義を見定めていく。

◆ この文献の続きは、下記書籍からお読みいただけます。

Vol.24 No.2

緩和ケア 2014年3月号

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