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「緩和ケア」2013年9月号
ケアとともに考えたい 患者・家族への経済的支援 経済的要因も考慮したがん治療と緩和ケアの選択

鳶巣 賢一(聖路加国際病院 泌尿器科)

 これらの新薬の開発で,全生存率や生活の質(QOL)は向上したが,残念ながら根治に至る例は,さほど増えていない。つまり,全体としての治療期間,あるいは在宅療養の期間は延長したが,その分だけ,長期にわたる支持療法,緩和ケアが必要になったともいえる。

 ここで発生した新たな課題は,すべての新薬の薬価が高額に設定されているため,わが国の医療保険制度を揺るがす大問題になると同時に,患者の個人負担額も無視できない状態になってきたことである。「金の切れ目が,命の切れ目…」というような週刊誌の書き出しも,現実味を帯びる状況になりつつある。

 本稿では,筆者が経験した進行前立腺がんの事例を通して,病院医師の立場から,緩和ケアを受ける患者・家族が遭遇する経済的な課題を考慮しながら,どのように治療(処置)法を選択するかを考えてみたい。

◆ この文献の続きは、下記書籍からお読みいただけます。

Vol.23 No.5

緩和ケア 2013年9月号

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