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「緩和ケア」2013年3月号
わたしのちょっといい話〈9〉 最期まで夢を追いかけて―終末期リハビリテーションの発信源になりたい

上野(井ノ本) 千沙(市立三次中央病院 リハビリテーション科)

 私が,初めてがんの患者さんを担当したのは,新人理学療法士(以下,PT)として働き始めた冬。終末期は未知の領域であった私は,日々病状が変化する患者さんを前に何もできず,そんな自分が悔しくて,部屋に行くことが怖く逃げ出したくなることもありました。知識が乏しかった私にできたのは,マッサージや散歩,毎日帰り際に手を握り,「明日も来るね!」と笑うこと。そんな私を患者さんはとても楽しみに待ってくださり,「毎日ありがとう」と笑ってくださったのです。転院直前,私の手を握り「楽しかった,ありがとう」と話された患者さんの手のぬくもりは,私の原点であり,もっとがんのリハビリテーション(以下,リハビリ)を勉強したいと強く思いました。

 学べば学ぶほど,「当院でもがんのリハビリを行いたい! もっと知ってほしい」という気持ちが強くなり,外科や内科の病棟を対象に小さな勉強会を開かせていただいたりしていました。そんな時,のちに私を何倍にも成長していただくきっかけとなる,大きな出会いをすることになりました。

◆ この文献の続きは、下記書籍からお読みいただけます。

Vol.23 No.2

緩和ケア 2013年3月号

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