緩和ケア・緩和医療・がん看護・在宅・看取り・終末期ケア の臨床に携わる方のためのサービスサイト

こんにちは、ゲスト さん
ホームへ戻る > 記事一覧 > よく遭遇する場面の看護ベーシックに立ち返る せん妄を見過ごさないためのポイント

「緩和ケア」2013年1月号
よく遭遇する場面の看護ベーシックに立ち返る せん妄を見過ごさないためのポイント

山口 聖子(順天堂大学医学部附属浦安病院緩和ケアチーム)
子安 まど香(同)
宮田 真美子(同)

 病棟回診で「A さんが不穏で大変でした」と,聞くことがある。特に,夜勤からの引き継ぎ時に多く,その状況を尋ねると「夜中に点滴を抜き寝衣を脱いでベッドサイドに立っていた」や,「明け方“家族が居なくなった”と大きな声で家族を呼んでいた」などなど,不穏は,緊急対応が必要な状態である。がん患者の不穏の原因にはせん妄が多くみられるが,多彩な精神症状であることから,ストレスや心因性の反応あるいは性格に起因する行動の異常と誤解されることもまれではない。

 せん妄は,患者の苦痛の原因になるとともに,コミュニケーションが妨げられることから,症状の評価や意思決定が難しくなる。また,家族に不安を生じさせやすい。さらに,症状が長期化することにより,医療スタッフの疲弊につながることもある。これらのことから,せん妄を早期発見し,適切な管理をすることは重要である。

◆ この文献の続きは、下記書籍からお読みいただけます。

Vol.23 No.1

緩和ケア 2013年1月号

¥1,500(税別)
  • 購入する
  • 定期購読
  • バックナンバー
ページトップへ戻る