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「緩和ケア」2012年9月号
TOPICS リンパ浮腫に係る診療報酬について

佐藤 佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所)

 がん治療に伴うリンパ節切除や放射線療法を受けたすべての人が,日常の些細なきっかけで「リンパ浮腫」を発症する可能性があり,また,蜂窩織炎などの合併症により重篤化することも少なくない。リンパ浮腫の症状は日常生活にも支障をきたし,過度のむくみにより体型が変化したりすることがある。心身ともに負担が大きく,社会活動への参加を避けていく人も多くみられる。また,高額な治療費の自己負担を強いられ,将来の介護の必要性についても懸念される。

 しかし,早期からの的確な診断,個別に応じた治療・指導,情報提供により,これらを招くリスクを回避することができる。日本脈管学会の概算によると,がん術後にリンパ浮腫を発症する患者は年間6,000 人を超える。また,「厚生労働省難治性疾患克服研究事業原発性リンパ浮腫診断治療指針作成委員会(委員長笹嶋唯博)」により,医療機関を受診した原発性リンパ浮腫の患者が約3,500名に上ることが明らかとなった。診療報酬の評価は,これまで治療法がないとされてきたリンパ浮腫患者にとって大きな福音となっている。

◆ この文献の続きは、下記書籍からお読みいただけます。

Vol.22 No.5

緩和ケア 2012年9月号

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