緩和ケア・緩和医療・がん看護・在宅・看取り・終末期ケア の臨床に携わる方のためのサービスサイト

こんにちは、ゲスト さん
ホームへ戻る > 記事一覧 > 「どうしたらいいのか」悩む場面―正解のない状況でのコミュニケーションや考え方【家族との対応】<2> 終末期がん患者の輸液の減量

「緩和ケア」2015年6月増刊号
「どうしたらいいのか」悩む場面―正解のない状況でのコミュニケーションや考え方【家族との対応】<2> 終末期がん患者の輸液の減量

田代 真理(医療法人社団緑の森 さくらクリニック)

 がん終末期は,悪液質や消化管狭窄・閉塞,多発転移による臓器障害など,さまざまな原因で,栄養障害が顕著となることが多い。しかし,この時期の高カロリー輸液の継続は,栄養状態の改善が期待できないばかりか,気道分泌物や胸水・腹水の増加など,苦痛の増強につながることも多い。そのため,医療者は,患者・家族に対して,輸液の減量や中止を提案する。
 しかし,患者・家族は,食べられなくなり,痩せ衰えてきた状態を目の当たりにすると,「このままでは餓死してしまう」と,点滴を中止することへの不安を訴え,「むしろもっと栄養を入れてほしい」と希望する。結局は,輸液を減量するタイミングをつかめないまま,ずるずると継続していることも多いように思う。このような時に,医療者としてどのような対応が可能なのか,本稿では考えてみたい。

◆ この文献の続きは、下記書籍からお読みいただけます。

Vol.25 No.3

緩和ケア 2015年6月増刊号

¥3,000(税別)
  • 購入する
  • 定期購読
  • バックナンバー
ページトップへ戻る