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「緩和ケア」2015年6月増刊号
「治療するかしないか」について悩む場面―新しく治療・ケアを始めるのか?<9> 頻脈性不整脈(発作性上室性頻拍,心房細動)

坂下 美彦(千葉県がんセンター 緩和医療科)

 終末期のがん患者が,動悸を訴え,心電図で不整脈が認められた場合,その治療については,悩むことがある。がんにより,病状不良な患者に対し,「不整脈を停止させるための薬剤をどう使用すべきか」「発作予防のために内服を開始すべきか」,あるいは「カテーテルアブレーションについて,専門家にコンサルトすべきか」などである。
 また,心房細動の場合は,脳梗塞予防のための抗凝固療法の適応に関しても,悩ましい。なぜなら,全身状態が良好で予後が期待できる状況であれば,多くの治療でメリットがあるが,全身状態が低下し予後が限られた患者では,デメリットが大きくなるからである。がん終末期の不整脈治療に関しては,あまり議論されていない。
 本稿では,頻脈性不整脈のうち発作性上室性頻拍症と心房細動に関して考えてみたい。

◆ この文献の続きは、下記書籍からお読みいただけます。

Vol.25 No.3

緩和ケア 2015年6月増刊号

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