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「緩和ケア」2015年6月増刊号
「治療するかしないか」について悩む場面―新しく治療・ケアを始めるのか?<5> 終末期がん患者に起きた,骨転移によらない,大腿骨頸部骨折

阿部 泰之(旭川医科大学病院 緩和ケア診療部)

 本稿では,がん患者の,療養中に併発した大腿骨頸部/転子部骨折(骨転移に伴う病的骨折を除く)を扱う。生命予後としては,おおよそ3 カ月以内を想定する。
 大腿骨頸部/転子部骨折は,高齢化に伴って増加している骨折である。大腿骨頸部/転子部骨折は,寝たきりの原因となり,また生命予後の短縮とも関わっており,1 つの社会問題と認識されている。2007 年の年間発生数は15 万例であり,40 歳から年齢とともに増加し,70 歳を過ぎて急激に増加していた1)。この年齢層は,がんの好発年齢とも合致しており,骨転移の有無にかかわらず,がん患者が療養中にこの骨折を経験する可能性は,少なくないと考えられる。

◆ この文献の続きは、下記書籍からお読みいただけます。

Vol.25 No.3

緩和ケア 2015年6月増刊号

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