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「緩和ケア」2015年6月増刊号
「治療するかしないか」について悩む場面―新しく治療・ケアを始めるのか?<2> 進行がん患者の複雑性尿路感染や,無気肺内の呼吸器感染に対する治療

廣橋 猛(永寿総合病院 緩和ケア科)

 そもそも,進行がん患者の感染症では,常につきまとう問題がある。それは,「治療適応がどこまであるか」という問題である。これに関しては,2 つの対立した考え方がありうる。1 つ目は,「腫瘍の進行による感染症は不可避なものであり,治療する必要はないという考え方」。2 つ目は,「治療すれば苦痛症状が緩和されるので,しっかりとした診断や治療を行うべき」とする考え方である。
 これは,そのいずれかを選択するのではなく,「両者の考え方の間で着地点を見出していく」という作業が必要になる。腫瘍の進行度や,予測される生命予後,患者・家族の意思や,療養の場における検査・治療の実現性などを総合的に考慮して行うべき,難しい判断となる。

◆ この文献の続きは、下記書籍からお読みいただけます。

Vol.25 No.3

緩和ケア 2015年6月増刊号

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