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「緩和ケア」2015年6月増刊号
「やめどき」について悩む場面―これまで行っていた治療・ケアを続けるのかやめるのか?<11> 終末期の痰喀出困難な状況での吸引処置―家族と共に吸引の判断を調整する

長谷川 亜希(新潟県立がんセンター新潟病院 緩和ケアセンター)

 がん疾患に限らず,痰の量の増加や喘鳴を伴う呼吸困難感は,終末期の患者に高頻度にみられる。患者本人の意識レベルが低下した状態で,吸引を希望する家族から,ナースコールをもらう機会は少なくない。
 「患者が苦しがっています。何とかしてほしい。痰を吸引してください」―このようなコールに看護師が戸惑う時には理由がある。「家族の訴えに対応すべく吸引をしてもほとんど引けない」「吸引により呼吸状態に影響を与えるのでは」「出血させてしまうのでは」などの理由で,吸引によるデメリットが大きいと感じていることが,大きな要因ではないかと考えている。たとえば,次のような場合である。

◆ この文献の続きは、下記書籍からお読みいただけます。

Vol.25 No.3

緩和ケア 2015年6月増刊号

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