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「緩和ケア」2015年7月号
認知症のあるがん患者の緩和ケア<1> 認知症なのかどうか,診断に苦慮する患者のアセスメント―がん患者の場合の鑑別方法と実践例

浜野 淳(筑波大学 医学医療系)

 がん患者の診療現場では,記憶障害などの認知機能低下はあるが,認知症か判断が難しいことが多い。つまり,認知症の主症状である記憶障害は,せん妄・薬剤・うつ病など,種々の原因でも起こりうるため,認知機能低下=認知症と判断することはできない。そのため,がん診療で起こりうるさまざまな原因を検討したうえで,DSM-5*1)の診断基準(表1)1)などで判断する必要がある。
 そして,がん治療,がん緩和ケアにおいて,「認知機能低下=認知症」とした場合,その後の意思決定やマネジメントを誤らせる可能性がある。そのため,認知機能低下が認知症に由来するものか,可逆性の原因によるものなのかということを考えることは,がん患者の診療現場では,重要な臨床判断になる。
 本稿では,がん治療,がん緩和ケアの現場において,現在起きていることが,「認知症か,もしくは認知機能の低下によるものであるか」判断が難しい場合の対応について解説する。

◆ この文献の続きは、下記書籍からお読みいただけます。

Vol.25 No.4

緩和ケア 2015年7月号

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