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「緩和ケア」2015年7月号
認知症のあるがん患者の緩和ケア<2> がん緩和ケアに応用できる認知症ケア―「じっとしていられない」「食事をしたがらない」などへの対応

西山 みどり(有馬温泉病院 ケア開発室)

 認知症専門外来にいた頃,「いつからウロウロと徘徊しますか?」「いつから誰かに物を盗られたと周りを疑うようになりますか?」と,よく家族に尋ねられた。また,看護師からも,「認知症の人は徘徊や興奮が多く,普通の病棟では難しい」と言われてきた。
 しかし図11)からも分かるように,徘徊や妄想,攻撃性などの周辺症状(behavioral and psychological symptoms of dementia;以下,BPSD)は,環境変化,ストレス,不安,疼痛や便秘,掻痒感などの身体症状が引き金となって起こるものであり,認知症をもつ人が皆,起こす症状ではない。言い換えれば,徐々に言葉でうまく苦痛や不安,不自由を訴えることが難しくなる認知症をもつ人にとって,BPSDはSOSのサインと捉えることができる。
 本稿では,「じっとしていられない「食事や入浴をしたがらない」「疑い深くなる」 の3つの現象を取り上げ,その背景にあるものを考えながら,対応のヒントを述べたい。

◆ この文献の続きは、下記書籍からお読みいただけます。

Vol.25 No.4

緩和ケア 2015年7月号

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