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「緩和ケア」2015年7月号
認知症のあるがん患者の緩和ケア<3> がん緩和ケアに応用できる認知症の薬物療法

上村 恵一(市立札幌病院 精神医療センター)

 コリンエステラーゼ阻害薬は,認知症の中核症状の改善には有用であるが,投与初期に,悪心・不眠・焦燥感などの副作用が比較的高頻度にみられ,せん妄への予防や介入に対しては,否定的な研究結果が多い2, 3)。また,同薬は,報告は少ないものの,実臨床ではパーキンソニズムの出現,増悪も散見される。よって,身体症状が重篤である場合,すでにせん妄などに対して抗精神病薬が使用されている場合,レビー小体型認知症と診断または疑いがある場合には,コリンエステラーゼ阻害薬継続には,慎重な判断が必要である。
 したがって,緩和ケアの臨床場面でのコリンエステラーゼ阻害薬は,認知機能改善薬としての積極的な使用方法ではなく,「効果に乏しければ中止を検討すべき薬剤」となることのほうが多い。
 本稿では,各薬剤の特徴と使用法の注意点,さらに緩和ケア領域での特有の使用方法について,いくつか紹介する。

◆ この文献の続きは、下記書籍からお読みいただけます。

Vol.25 No.4

緩和ケア 2015年7月号

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