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「緩和ケア」2015年9月号
落としてはいけないKey Article<5> 「やめどき」研究 高脂血症治療薬はいつまで続けるべきなのかに関する大規模無作為化比較試験

森田 達也(聖隷三方原病院 緩和支持治療科)

 【今月のKey Article】
Kutner JS, Blatchford PJ, Taylor DH Jr,Ritchie CS, Bull JH, Fairclough DL, Hanson LC, LeBlanc TW, Samsa GP, Wolf S, Aziz NM, Currow DC, Ferrell B, Wagner-Johnston N, Zafar SY, Cleary JF, Dev S, Goode PS,Kamal AH, Kassner C, Kvale EA, McCallum JG, Ogunseitan AB, Pantilat SZ, Portenoy RK, Prince-Paul M, Sloan JA, Swetz KM,Von Gunten CF, Abernethy AP:Safety and benefit of discontinuing statin therapy in the setting of advanced, life-limiting illness; a randomized clinical trial. JAMA Intern Med 175:691-700,2015

 「やめどき」は,緩和ケア(というかターミナルケア)において,非常に重要なテーマです。今年(2015年)の本誌増刊号でも特集しましたように,緩和ケアでは「いつまで続けるべきか」「いつやめてもいいのか」は切実な問題です2)。
 「糖尿病の薬はいつまで続けたらいいのか」「胃潰瘍の薬は,高血圧は…」より終末期だと,「痙攣の予防薬を飲めなくなったらどうするか」「ステロイドはどうするか(日本だと注射に変えている施設が多いと思いますが,外国では内服できないとそのままやめる場合もあります)」「NSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛薬)使用時のPPI(プロトンポンプ阻害薬)はどうするか…」最近少し話題になったテーマでは,「経口抗がん剤(分子標的治療薬)はどうするのか…」(タルセバは継続した方がいいとの比較試験があります。)
 このように,「やめどき」には多くのテーマがあり,切実な課題である割に,ほとんど分かっていません。今月は,高脂血症治療薬を終末期に中止する群と継続する群とを比較した無作為化比較試験を紹介します。

◆ この文献の続きは、下記書籍からお読みいただけます。

Vol.25 No.5

緩和ケア 2015年9月号

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