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「緩和ケア」2016年6月増刊号
心の扉をノック─お休みになられていますか

岡崎 賀美(社会医療法人財団大和会東大和病院がん相談支援センター)

「お休みになられていますか」に込めた筆者の意図は,人は話したいことを話す。聴き手がある意図をもって尋ねたとしても返答は異なり,思いもよらなかった魅力的なストーリーが展開されていくことがある,ということである。なので,この言葉を使う時,筆者は少しドキドキして話し手の言葉に耳を傾けている。初めての「お休みになられていますか」は言葉の通り(?)「夜,眠れていますか」と尋ねたつもりだったが,返ってきた言葉は「昼間は横になっていることが多くてね」と始まり,日常や病前の生活などに及んだ。朝の回診で「よく眠れましたか?」とルーティンで尋ねた時,「眠れたよ」と硬い表情でそっけなく返された。この人の心の内を(昨夜は眠れなくてもう少し寝かせて欲しい。もう何度聞くの,いい加減にしてよ)と想像して終わるしかなかった。

◆ この文献の続きは、下記書籍からお読みいただけます。

Vol.26 Suppl

緩和ケア 2016年6月増刊号

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