緩和ケア・緩和医療・がん看護・在宅・看取り・終末期ケア の臨床に携わる方のためのサービスサイト

こんにちは、ゲスト さん
ホームへ戻る > 記事一覧 > 医療用麻薬

「緩和ケア」2016年6月増刊号
医療用麻薬

伊勢 雄也(日本医科大学付属病院薬剤部)
片山 志郎(日本医科大学付属病院薬剤部)

わが国における医療用麻薬の消費量は先進諸国の中で最も少なく,がん疼痛管理が適切に行われていない可能性が問題となっている。原因として,日本人はアヘン戦争や覚せい剤乱用などの歴史から,麻薬恐怖症(opioid phobia)が強く植え付けられていること,さらに戦争中は,「堅忍持久(つらさや苦しさに耐え,我慢強く持ちこたえること)」の精神を叩き込まれており,それが現代でも日本人の心の根底に強く根付いていることが,痛みを我慢してしまう(それが美徳であると思っている)原因といえよう。子どものころ,筆者もよく,母親から痛みがあっても「男の子なのだから我慢しなさい」,38℃以上の熱があっても「それくらいの熱,我慢しなさい」と,言われたものだ。すなわち,「我慢」することが美徳とされてきた。

◆ この文献の続きは、下記書籍からお読みいただけます。

Vol.26 Suppl

緩和ケア 2016年6月増刊号

\3,000(税別)
  • 購入する
  • 定期購読
  • バックナンバー
ページトップへ戻る