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「緩和ケア」2016年6月増刊号
点滴の量を減らしていくとき「身体の器に見合った量で,溢れないように。植木鉢に例えて考えてみましょう」

廣橋 猛(永寿総合病院がん診療支援・緩和ケアセンター)

終末期がん患者の輸液療法に関するガイドラインでは,患者さんの苦痛を増さないために,輸液を絞っていくべきであると示されている。緩和ケア病棟では1日500mL 未満に絞ることも多くある。これは緩和ケアに関わる医療者にとっては半ば常識であり,苦痛緩和のために必要な行為であると理解している。しかし,患者・家族にとって点滴は「生きる」ための命綱のような意味合いがあり,点滴を減らすことは生きる希望を減じ,命の長さも短くなってしまわないだろうかと強い抵抗感をもつことが多くある。この点滴の量を減らす時,患者・家族にそれをどう説明し,どう受け入れてもらうか,対応に困ることは少なからずあるのではないか。そのような時,医療知識の少ない患者・家族であっても,減らすことの意義を理解しやすくするため,イメージしやすい魔法の言葉を使って説明するといい。筆者は魔法の言葉として,「身体の器に見合った量で,溢れないように」「植木鉢に例えて考えてみましょう」というのをよく使う。

◆ この文献の続きは、下記書籍からお読みいただけます。

Vol.26 Suppl

緩和ケア 2016年6月増刊号

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