緩和ケア・緩和医療・がん看護・在宅・看取り・終末期ケア の臨床に携わる方のためのサービスサイト

こんにちは、ゲスト さん
ホームへ戻る > 記事一覧 > 死が近づいた時の症状マネジメントー質の高いエンドオブライフ・ケアを実現するために せん妄・興奮・身の置き所のなさへの対応

「緩和ケア」2014年7月号
死が近づいた時の症状マネジメントー質の高いエンドオブライフ・ケアを実現するために せん妄・興奮・身の置き所のなさへの対応

木下 寛也(国立がん研究センター東病院 緩和医療科)

がん患者では,終末期においては約80 %にせん妄が生じる。しかし,死の数日前のせん妄は,死に至る自然経過の中で生じる意識障害の過程であり,従来の医学診断の枠で扱えない問題という意見もある。しかし,せん妄は家族にとって時にはつらい症状であり,医療者にとっても対応に苦慮することの多い症状である。

家族は,せん妄とその対応にはアンビバレンツな感情を抱きやすい。混乱した言動があると,家族は患者が精神的におかしくなってしまったと思う反面,その言動に意味づけを感じたり,会話ができるということで安心する。また,せん妄に対する薬物療法や病状の進行に伴って患者が眠っている時間が長くなると,穏やかな最期を過ごせて良かったと安心する反面,話ができなくなり,もう目が覚めないと不安になる。

本稿では,仮想事例を提示し,症例に沿って患者への対応に関するスタッフ内のカンファレンス,患者・家族とのコミュニケーションの実際を示す。さらに,終末期のせん妄患者に対応するために参考となる課題について解説する。

◆ この文献の続きは、下記書籍からお読みいただけます。

Vol.24 No.4

緩和ケア 2014年7月号

¥1,500(税別)
  • 購入する
  • 定期購読
  • バックナンバー
ページトップへ戻る